BIWA-YOU

『琵琶謡』とは、徒然を謡うこと。写真と、日々思うことを。      そして、できるならば詩や小説も書き綴りたいと思いつつ・・・。

葬式とは誰のためなのか

葬式って誰ために行うんだろうって、思った。
死出の見送り、残されたものがお別れを言うため、家族の心の整理などなど。
うちは母が認知症で葬式に参加することができないから、喪主は姉だったのだが。
お焼香する時などに、遺族に一礼するのは、遺族へのお悔やみの気持ちからなんだと私は思っているのだけど、なんていうのかな、応援するような気持ちで私は一礼するのだけど。

今回、家族葬にしたので、通夜式も葬式も身内ばかりだから、その一礼があいまいになるのは、そういうものかな、と思うけど、しかし、仕事関係、知人のために開いたお別れ会で、喪主である姉に一礼をしない人の多さにびっくり。
仕事関係の人が集まるから、そこに来た人たちが営業のために集まってくることは分かっている。
だからといって、喪主への一礼は常識じゃないだろうか。
仕事で来たのなら、喪主にきちんと挨拶をするのも、仕事のひとつじゃないか。
で、一礼をしない人が何をしたか、というと、私たちの隣に立つ、叔父や関係会社の社長へ挨拶をしたのだ。
確かに、私たちの知らない人ばかりだ。
私たちが、父がどんな仕事をしていたのか知らないように、
来た人たちにとっては、父には家族がなかった、ということなんだろう。

あの場に私たちは不要だった。
3時間も立ちっぱなしで、疲れ切ってしまったのだけど。
私たちの知らない父の話をしてほしかったのだけど。
父にお別れを言う場を作りたかっただけなので、その目的だけでよしとしよう(散財すぎるが…)

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