BIWA-YOU

『琵琶謡』とは、徒然を謡うこと。写真と、日々思うことを。      そして、できるならば詩や小説も書き綴りたいと思いつつ・・・。

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よしなしごとをそこはかとなく(1)

震災から1年と7ヶ月が経った。
実家の隣に建つ半壊した空き家(物置として利用していた)に解体の順番が回ってきた。
解体費用は助成してもらえる。とてもありがたい。台風のたびに瓦とか大丈夫かなぁと思っていたので、これで心配しないでいられる。

10年も経てば、震災も過去になるのだろう。
復興事業や復興予算なんか、どっかの利権だけの話で、そこに生活する人に恩恵がなかったことも過去になるだろう。
NHKの番組で、全国の震災に直接関係ないところが「復興につながる(かも)」という書類を通して復興予算を使っているというのを紹介していた。震災関連死の数は9月で2,208名。環境が急激に変わり、状況が良くならないために亡くなっていった方々だ。復興の仕方によっては、助かった人もいただろう。こんな報道があるとやるせない。
短時間で考えた通りに復興が進むとは思えない。お金を使うことを考えるのではなく、人が生きて、生活していくために何が必要かを、現時点では毎週のように検討すべき時期だろうに。これまで官僚たちはお金をばら撒くことが仕事だったかもしれない。しかし、お金は誰かが用意したものであって沸いてくるようなものではない。最小の金額で、より効果の上がることを考えて欲しいと思う。そして、多くの足踏みをして前に進めない人の背中を押して欲しいと、沢山の背中を押して欲しいと思う。

ただ、人は生活をし、生きていくだけ。
30年後、50年後、東北の小さな町たちに住む人々は、その日を生きていると思う。
その日も笑っているだろう。
それは、耐えることを知っている微笑みだと思う。
東北人の微笑みは、過去もいまも、未来も同じ微笑みだろう。

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