BIWA-YOU

『琵琶謡』とは、徒然を謡うこと。写真と、日々思うことを。      そして、できるならば詩や小説も書き綴りたいと思いつつ・・・。

震災から3年

あの日から3年という日時がやってくる。
3×365=1095日か。

常々思うのだが、復興なんてありえないと思う。
阪神淡路大震災と同じ言葉を使おうとしているその気配に、違和感を感じる。
ネットの辞書で調べると
「復興」の意味は
「いったん衰えたものが、再びもとの盛んな状態に返ること。また、盛んにすること。再興。」とある。

元々、東北や北関東の海沿いの街は、震災の有無に関係なく衰えていた街々であって(仙台は違うかもしれないけど)、「盛んな状態」ではなかった。
マスコミとか行政は「復興」「復興」っていうけど、それって何を目指しているのかな?
東北や北関東の街は、衰退しないように各地域が努力してきたけど、根本的な課題のクリアはできなかった。
震災がなくても、衰退していく将来に代わりはなかったと思う。
「衰退する街」の「復興」って何だろう?
「震災から復興する」という言葉を聞くと、東日本大震災においては、現実を見てないな、現実を把握してこなかったのだな、と思えてしまう。

さっき、テレビ番組の『笑っていいとも!』の来場者アンケートで、渡辺謙さんの「被災地と思われる場所に行ったことがある人」は、100人中、たったの17人だった。
昨日、高田馬場の駅前では学生たちが「被災地に募金を!」と訴えて立っていた。
馬場なんかで活動してもね、と思ってしまう。そのお金はどこに行くか定かじゃないし。
悲惨な地域に行っても、邪魔なだけだけど、それぞれの近場の内陸の街に行ってほしいと思う。そこも被災地なのだから。

「元気にならなきゃ」そんな言葉を聞くと、「ああ、そうだな」と思う。
街々が元気になるのには、経済的な動き、人の動きがほしいと思う。
そこに住む人も「元気になろう」って思わないといけないけど、
今回の被災地と関連のない人々も「応援したい」と思うのなら、東北&北関東に出掛けてほしいと思う。(いや、田舎各地が望んでいることだろう)

いつか「震災を経た日常」がやってくる。
街の規模が小さくなっていいんだ。
「元気な日常」になっていると、いいね、と思う。

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