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『琵琶謡』とは、徒然を謡うこと。写真と、日々思うことを。      そして、できるならば詩や小説も書き綴りたいと思いつつ・・・。

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成年後見人について

母は成年後見人制度を利用しています。
父が亡くなった際に、生命保険の受取人が母のため、この制度を利用する必要があったからです。
後見人は、長姉と弁護士。

成年後見人制度を利用してから「2年と3ヶ月分」について、初めて費用の支払い命令が家庭裁判所から出ました。
対象となる費用は、
1)姉が立替えている母の食事、医療費、おむつ・衣服などの消耗品、水道・ガス・石油・電気の光熱費。
2)弁護士と姉、後見人への報酬。
です。
2)については、大変驚く額でした。
姉への報酬を1とすれば、弁護士への報酬が9倍でした。

調べてみると、成年後見人制度における第三者の役割は、対象者によって様々になるようです。
母の状況を記します。介護度5に認定された認知症患者。会話はできません、身体を動かすといったら身じろぐことが時々出来る程度です。いわゆる寝たきり老人。
昨年の秋に嚥下機能が落ち、経鼻経管で栄養を摂っています。

よって第三者である弁護士の役割は、母の財産の管理です。
この2年半の間、エクセルにまとめた1)の表、レシート、光熱費の引き落とし口座のコピーを弁護士事務所から何度も求められ、データを入力しては送信し、必要な書類を置きに行っています。
念のために記しますが、突然、2年3ヶ月分を弁護士に渡し、家庭裁判所に提出するよう、こちらが求めたわけではありません。上記に記したように、私がデータ入力をしていますし、何度かに分けて提出をしていることから、短期間における膨大な量の事務処理ではありません。

疑問に思うことが、沢山あります。
弁護士の家庭裁判所とのやりとりとは、それほどに大変なことなのでしょうか。
裁判所から2年3ヶ月も立替費用および成年後見人への報酬についての命令がなかったことに疑問を感じます。2年3ヶ月も経てば、費用は小さなものではありません。
姉への報酬額があまりにも低いため、弁護士に確認しました。家族である成年後見人には心情的な金額が支払われるとのことでした。“心情的”についての裁判所からの“指針”提示もありません。

ここに整理していて気が付いたことがあります。
私が当初弁護士に依頼したのは、介護者としての姉への報酬です。
支払われたのは「成年後見人」としての姉への報酬でした。
それは私の依頼内容の一部かもしれませんが、正確ではありません。

私たち家族が望むのは、母の財産をなるべく残すことではありません。
母が“倖せ”な時間を過ごすことです。
そのために姉は仕事を辞めました。
母には身体の萎縮発作があり、自分で息を止めていることも増えました。身体の萎縮が起きてないか、息を止めていないか、長姉は母の状況を確認し、萎縮が起きていれば身体をさすり、息を止めていれば声を掛け、24時間の介護を自宅でしています。
そのために、姉は失明の危険のある緑内障の治療をないがしろにし、疲れから重度の難聴を引き起こす突発性難聴を繰り返しています。
将来の姉のことを考え、介護者としての報酬をお願いしたのです。

厚生労働省のホームページには「在宅医療・介護の推進について」があります。
自宅介護を支援してくれる体制が整備されつつあるからこそ、長姉も母を自宅介護できていると思います。これをざっと読むと、体制について論旨されているだけで、実際に携わることになる介護者である家族についてがありません。
サポートがなければ自宅介護はできないのも事実ですが、片手落ちになっていることもまた、ひとつの疑問に思います。

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