BIWA-YOU

『琵琶謡』とは、徒然を謡うこと。写真と、日々思うことを。      そして、できるならば詩や小説も書き綴りたいと思いつつ・・・。

言葉は生きてると云うが。

流行や状況で、言葉の使い方や意味が変わるのは、普通の事だと思っている。
例えば、了承の言葉。
仕事では丁寧語の「承知」、友人には「了解」を使うようにしているけど、どちらでも良いという説明を見るようになってきた。このあたりは、語尾を対象に合わせていけば良いのかと思う。
もう少し整理されると良いなぁ、と思う語は、タイトルにも使っているが、引用等で使う「〜という」。 少なくとも「言う」は使って欲しくない。話し言葉ではないのだから。
どうにかならないのか、と思っているのが「数ヶ月」「数日」「数回」といった、曖昧な回数を指す言葉。子供の頃は「五、六以上」を指す言葉として覚えたのに、このところ「二、三」という意味で用いられている。
調べていくと、英語の「a few」の影響で、「数○」が「五、六の」の意味から「2、3の」の意味になってしまっているのだとか。
どちらの意味でこの文章は書かれているのだろう?と悩む事が多い。仕事でこの数の違いは大きいのだ。私にとって「数日で納品します」は、一週間後くらいなのに、相手にとっては「二日後」な訳なのだから。
翻訳文は明らかに、数日は、2、3日。5、6日なら、一週間と書かれるだろう。
外来語に自国の言葉が荒らされることほど、歯がゆいことはない(英語は出来た方がいいけど、もっと日本語を勉強してくれ)

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「シン・ゴジラ」のセリフに著しく反応

映画「シン・ゴジラ」を観ました。(映画の感想ではありません)
いくつか、考えてしまったセリフがありました。

―「かの国の属国」
私もそう思ってる派。
アルピニストの野口健さんが書いていたのですが、「終戦記念日」ではなく「敗戦日」にすべきと書いていて。さらに、そういう議論が戦後あったと。日本が占領した国が「解放記念日」とするのと同じ考えですね。言葉で意識は変わるからとも書いてあって、そうだなぁと納得。
なんなら、「軍国主義からの解放記念日」にでもしたら?と思ってみたり。

―「市民の自主避難に任せる」
どこか、揶揄が含まれた表現だなぁ。
もちろん、日本国と日本国行政に対して、ね。
ホント、力説したいんですが(笑)
そんなんじゃ、ダメ!
脚本関係に、被災者いなかったのかもなー、と思いました。
何度も力説しちゃうけど、
実際の災害があった場合、自分の意志で行動することが、まず第一。
補助として自治体がどう行動するのかを把握する、くらいが現実。
映画だからこそ、こういう表現は使ってほしくない。
「自助努力の方が命を助けられる」って言ってくれないと、次の災害の時、また哀しい悲劇が起きる。
最終的に行政は助けてくれるけど、ホント最後だと思ってた方がいい。
何かあった時「すぐに」助けてくれるのは「自分」!

―「屋内退避の指示」
東電の事故当時、何が正しいなんて知らなかったけど、もろもろ読んでいると、ある程度の放射線から一時的に身体を守るには屋内退避という選択で良いっぽい。
で、それを認識するにつれ、「知識」を持ってた人は「屋内退避」を知ってたんだろうって思う。
強い言葉で恐縮ですが、そんな皆さん。あなたは「罪」を犯したんです。
そりゃ、皆さんは福島県にいなかったカモ。30キロ圏内が強制避難したから良いと思ったカモ。風向きが重要って知ってたから、スピーディのデータを県庁に送ったもんね、それが重要って思わなかった県庁が悪い!って? んなワケあるか!!
物理に詳しい人は、戦慄を覚えるほどに放射線が怖かったのでしょう? 怖くて逃げた人、沢山いましたよ。
知識がない人はもっと怖いんですよ? だって知識がある人が怖がるんですもん。
「屋内退避」、そう一言、言ってくれれば、多くの人が放射能物質が風で飛ばされて来た日々、外に出ないでいられたんです。
余計な放射線に触れなければ、後日の、土壌の汚染への対処、汚染がひどいところを避けるだけで済んだんです。
そうすれば、みんな心を病むこともなかったんです。
黙っていたアナタ。
自分は関係ないって思ってませんか?
知ってたのに、何故言わなかったんです。
みんな死んじゃうかもしれないから言わなくてもいい、そうとでも思ったんですか?
あの時、福島に居た人、みんなが一生をかけて気に病むんです。
あなたも、一生をかけて気に病みませんか?
気に病むだけで、人は死ぬ場合もありますよ?
ねぇ。
そうやってなくなっていく人の「死」は、あなたの「罪」ですねぇ。
ねぇ。
裁判では裁けないみたいなんです。
自分で自分を裁いでほしいですねぇ。

と、恨み辛みをことほがせていただき…。

まぁ、放射線量が上がるようなことがあったら、必ず「屋内退避指示」してほしいですね。
基本、自助努力なんで、屋内退避してください。

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ミュージカル「シカゴ」

宝塚歌劇団OGによるミュージカル「シカゴ」の公演を観てきました。

ミュージカルって価格が高いので、これまでに観たのって「オペラ座の怪人」だけかな…。
ディズニーのアニメ映画はいっぱい観てるけど(ほぼミュージカル形式ですよね)
で、今回「シカゴ」を見てみて、ディズニーアニメと変わらない展開方法に、ああ、あれが基本なんだなぁと再認識。

ダンスについては、あ、やっぱり観ないと分かんないよねって思いました。
バレエとは違う世界の表現で、人間を良く見てるんだなぁ、って。
(バレエは、クラシックもモダンも良く見るのですが、全く違う世界でした)

宝塚歌劇団OGの演技。
すごく良かったんです。
観ながら、いままでそう捉えてきたことはないけど、宝塚歌劇団には「型」があるんだな、と。
「型」のある演技は、奥が深い。
「型」があるということは限界があるように思うかもしれないけど、「型」があるからこそ深淵の「芸術」を感じさせてくれて。

長年、宝塚の退団者って勿体ないって思ってはいたんですよ。
芸能界での登竜門だと聞いているけど、それ以上のものを習得しているのになぁって。
勿体ないなぁって。

今回、そういう経験と技術すべてを活かした舞台が組み立てられてた。

あとは、王道のキャバレーとか、ライオンキングあたり観てみたいなー

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戦争とは。

GYAO! で映画「男たちの大和/YAMATO」(2005)を放映していたので観ました。。
観るの3度目かな。
もう10年以上も前の作品になるんですね。
血ふぶきだらけだけど、子供たちに観てもらいたいなーと思う映画です。
だって、人力で砲座動かすのよ? 砲弾、人力で運ぶのよ?
飛行機は160km/秒で進むって説明してるのに、手で回す砲座が間に合うかっての。
銃弾も後ろの人が押さえてるし。艦長なんて、なんの防御のないところに立っているし。
ありえん、ありえん、ありえん。と何度も呟いてしまう。
しかし、この時代はこれがたぶん普通。
現代のテロの人間爆弾。ありえないって思うけれど、それが普通だった時代は、すぐすぐ前の時代だって、理解させてくれる。
戦争は、命を大切にしない。
人を人としてみることもしない。
そんな現実を教えてくれる映画だ。

去年、戦後70年で、戦争体験者が「言うことができなかった」というコメントをしていて、私はとても愕然とした。辛い思いをして何故?
良く考えてみれば、そういう時代だったのだと思う。
そして、何よりも誰もがいろんな意味でショックだったんだろう。
私も、思考が飛んだ経験がある。そういうのかなって。
ああ、難しいよね。
だって、思い出せないもん。
思考(記憶)、すっとんだから。
いや、あったことは記憶しているの。
ずごく辛い経験をしたってことも覚えてるんだけど。
心が固まるんだよ。
そういうことなのかな。

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5年目

5年前、オロオロしてた時間だ。
今日は自分の予定が落ち着いているので、客観的?に過ごしている。

報道等は、この5年間の検証のような内容を追っているようだが、
どこかに書かれていたけど、「報道が求める被災地」の人や事でしかない。

アウターライズ地震はもう少し起きるだろうし、
余震もまだ起きるだろう。
震災の余波である火山噴火も続いているし、
大震災の余波である、他の地域の大地震も遅かれ早かれかな、と。

次の災害に向けて、弱い部分の抽出や補填は進んでいるのだろうか?
政府のちょっとした報道を聞いても、
世の中のちょっとした記事を読んでも、
進んでないな、って思う。

改めてウィキペディアの東日本大震災の項目を開いた。年々まとまってきているが、
「この白河市から郡山市にかけての中通り中南部は他県の内陸市町村に比べて家屋損壊も際立っており、矢吹町では総戸数の30%の家屋が全半壊、鏡石町では総戸数の23%の家屋が全半壊、郡山市では2万戸が全半壊、これらは共に津波被害のない内陸市町村としては最大級であった。」
という一文があった。
だよねー。という気持ちになる。
だからといって、郡山を含めた各地域が、地盤の調査をしているという話は聞かない。
他の地域で地震が起きた時の参考になる被害地だと思うが、地震の被害より原子力発電所の事故被害の方が報道されるだけなんだろうな。

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